現在、ある施設の開所のお手伝いをしています。
その工事が着々と進んでおります。
連日暑い中、工事関係の方々が本当に頑張ってくれています。
タイトなスケジュールでの工事をお願いしてしまい、みなさまのおかげで形がみえてきました。
話はガラッと変わりますが、
最近、10代の女の子が妊娠し、自宅で出産、乳児を殺してしまったとの報道がありました。
その女の子は逮捕されました。確かに乳児を自ら手にかけてしまったことは事実なのかもしれません。
「どうして相談しなかったの?」「一言いってくれれば・・・」「なんで言ってくれなかったの?」
と大人たちは言います。
一見やさしさのように聞こえますが、結局、その子が「言わなかったこと」を責めているように聞こえてしまいます。
その子がどんだけ苦しい思いをしてきたのか。
周りの大人が気づくためには、どうしたらよかったのでしょうか。
その子は、一人で妊娠を知り、人に言えず、何カ月の間、とても苦しい思いをしてきたと思います。
中には苦しさを言葉で言い表せない子もいます。
「だれにも言えない」「一人で抱えるしかない」
「どうしていいのかわからない」「この苦しさから逃れたい」
このような状況に陥ると、誰でも辛く、出口が見えない暗闇の中にいるような状態になるでしょう。
これは、学校生活を送る子、仕事をする大人など、このような状況は誰にでも起こりうるといっていいでしょう。
その中でも特にこどもは守らないといけない対象です。
少しでも、そのような思いをする子が一人でもいなくなればと思います。
ここまで形になってきたのも、さまざまなご縁のおかげです。
そして、いろんな決定をしていただいた県職員の方々、
工事を一生懸命やっていただいた、大工さん、建築士さん、業者さん、
これから運営するスタッフのみなさん、皆さんのおかげです。
さて、開所までもう少しです。
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